Catalog & Pamphlet
営業の必須ツールながらWEB時代で存在感は脇役になりがちだが、手にしての見易さ、質感から伝わる感度は採択を得やすくします。 コンセプトや商品情報をより理解させ、印象度を余韻として残すことは、平面グラフィックならではの強み、魅力です。
[ ワンポイント講座 ]
Catalog&Pamphlet=企業・団体・店舗における最たる基幹的ツール。時代変化にも揺るぎなく求められるツール。会社・店舗案内~学校案内~製品・商品カタログなど、魅せる、知らしめる、理解されるなど自社のブランドがもっとも問われる必須ツールと位置付けて欲しい。
※Website・ECsite全盛においても、固有の存在感やブランド感度は、手に取る瞬間、見る・読むの連続性から、好印象として強く記憶されることに。
※保存性や記憶性も高いツール、そのためのイメージ保持は、必須条件。
業務フロー
- 1
- 目的はぶれることなく自社・自店舗の紹介、また製品・商品への理解と購買への誘導で従来のツールに対してリニューアルの目的を明確にする。
※競合他社の動静は気になるので、サンプル収集は怠りなく。 - 2
- Websiteへの比重が高まる中、魅せる~印象を残す~手に取るなどのエモーションに響くこだわりの仕様を保持する。
- 3
- 情報の整理整頓=経年における新規コンテンツの加味など、ページ数の割出しや構成内容=コンテンツの精査など、仕様条件を弾き出す。このページ構成が経験値の差となる。
- 4
- 企業・店舗の顔としての表現レベルを意識し、明確な主張や存在感へデザインの主眼を置く。印刷部数が少なくて良い分、その予算額を表現力へシフトする。
※表現にこだわる分、画像クオリティ~コピーライティング~デザインセンスは最善を目指す。 - 5
- 撮影~取材は必須で、日程調整からスタッフ段取りまで管理スキルも必要。またクライアント担当者の部内作業へのサポートは留意していく。
- 6
- 製品・商品カタログの場合は、Website誘導やキャンペーン・強化商品・新製品への構成組み立ては配慮が必要。
※INDEX機能も工夫によってユーザー支持の条件。
留意点
- 1
- 予算感がシビアな場合は見積り時点、投入後の成果により業者切り替えが発生することも多く、取引の不確実性への心構えも。
- 2
- CatalogとPamphletは区分が微妙だけに、目的と業種によって提案内容が異なることに留意。